DX推進
1.DX推進の基本方針
IT(情報技術)の世界は日進月歩の速度で拡張し続けています。今や、パソコンなどの情報端末があれば、世界のあらゆる事を知る事ができ、様々な人々と関係を持つ事ができ、沢山の夢を実現する事ができます。『 昨日までの不可能を可能とする 』それがITという技術です。しかしながら、ITの早すぎる進化は、多くの人々を置き去ってしまいました。その結果、ITを使いこなせる者(IT強者)と使いこなせない者(IT弱者)の間に生じる、待遇や貧富、機会の格差が生まれ、デジタル・ディバイド(情報格差)という用語まで生まれました。実直に諸事に向かっている人々にITの進化を見守るゆとりなどありません。つまり、IT弱者とは、不断の努力を続けてきた方が大多数を占めているのです。「はたして、このままで良いのか?」当社の答えは 『 NO 』 です。「実直で真面目な努力は報われるべき」その信念のもと、情報格差の是正に全力で取り組んでいます。
(代表挨拶より抜粋)
2.DX推進の戦略
都心大手顧客の開発支援を実施する中で、新たな技術トレンドや専門性の高い技術、革新的な最新サービスの業務ナレッジを蓄積し、地方中小企業のDX化支援に活かします。合わせて、地方中小企業と向き合う中で蓄積される需要情報や切実な問題点を誠実に受け止め、都心大手顧客への支援事業に活かす事で、保有技術の陳腐化を防ぎ、需要に合うDXサービスの継続供給を実現します。
3.DX推進の体制
DX推進の方針を明確に認識している代表取締役を中心として、社員全員が一丸となり、積極的なDX推進に取り組みます。また、日々変化する需要や進歩し続けるIT技術と連動する戦略を実現出来るロケーション体制を継続的に整備します。合わせて、ITエンジニアの人材採用・育成において、自発的な成長を実現するプログラムにより、日々の変化に対応出来る人財の確保に努めます。なお、クラウドコンピューティングやテレワークなどの体制整備により、感染症や災害発生時でも業務運営におけるロスを防ぎ、社員やお客様が安心出来る環境を配慮します。
4.DX推進の環境整備
当社では、創業当時より、情報格差の是正を掲げてまいりました。そのため、ロケーションフリーな業務環境、偏見に囚われないフラットな業務姿勢、アジャイル開発などによる柔軟で迅速な対応環境の実現、を推進してきております。今後もこの環境整備を推進し続け、より的確な支援体制を整備します。
5.DX推進の達成指標
戦略の達成状況を図る指標については、顧客の着実な業務改善を積み上げていくことを目標指標のひとつとし、顧客を中心とした経済の活性化に繋げます。また、DXの社会的重要度の高まりに連動するよう、DX支援数及び開発支援数についても、昨対で増加となる目標を設定し、情報産業の発展と地方の創生に寄与します。
6.DX推進の情報発信
顧客機密に細心の配慮を実施しつつ、当社ホームページにて経営者のメッセージや実績の紹介として発信致します。合わせて、世間のITリテラシー向上やデジタル教育の推進を目指す外部組織などと連携し、CSR活動の一環としての情報発信を実施致します。情報格差の是正を目指す当社の活動が、次の世代の創造力の一助となる事で、推進した地方のDXが、将来の更なる発展に繋がるよう尽力致します。